法話

2012.07.10 昔は良かった

若い頃はもっと仕事ができた。若いときはもてたのにね!
それなのに、いまの自分は・・・・と。
しかし、若いときには、自分に自信が持てなくて悩んだり、こんなはずじゃ!と失望することがたくさんあったはずです。
良きにつけ悪きにつけ、過去にとらわれていると気分が堂々巡りですっきりしません。
お釈迦様は「過去は捨てられたもの しかも未来はまだやって来ない。されば~中略~
ただ 今、なすべきことを熱心にするがよい~」とただ今を生きるべきだと。 
 
 ところで、最近テレビで紹介されたのですが、昔の良い思い出を思い起こすのが、脳の活性化につながるという説です。「あの時 できたのだから、何とかなるはず!」
 発想の転換ですね。過去の成功体験を自信の回復に役立てようということです。


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